最強おもしろ漫画紹介ブログ

自信を持ってお薦めできる漫画しか紹介しません。週3回更新。

【今週のPowerPush】時間や空間すらも歪める「魔法」に汚染された世界で、帰る場所をなくした孤児・ソルテは魔界の奥の奥を突き抜け、誰にも行けない場所……前人未踏の”世界の果て”を目指す! 洗練された演出でワクワク要素を乱れ撃つ『最果てのソルテ』1巻は冒険ファンタジー漫画の最先端!

水上悟志『最果てのソルテ』(マッグガーデン)1巻より ここではないどこか……この現実世界とは「違う」世界を舞台に、魅力的な主人公と愉快な仲間たちが冒険の旅に出る。そんなハイファンタジーは、少年漫画の王道と言ってもいいジャンル。多くの漫画家が描…

【週末イッキ読み推奨】『寄生獣』『ヒストリエ』の岩明均先生が12年かけて練り上げたシナリオを、ベテラン・室井大資先生が渾身の漫画化! 戦国の世、家族を惨殺された過去を持つ死にたがりの少女が命じられたのは、武田信玄の孫・信勝の影武者になることだった! 『レイリ』全6巻、読み始めたら止まらない!

岩明均・室井大資『レイリ』(秋田書店)1巻より 凡そ「漫画好き」を自称する人であれば、岩明均先生を知らない人はまず居ないでしょう。ダークファンタジー漫画のマスターピースとなり、現在でも多くの作品に影響を与え続けている記念碑的名作『寄生獣』や…

【知られざる名作】ふたりで観ると、映画はもっと楽しい! 毎週金曜日の夜に”お泊まり映画鑑賞会”を開く女子大生、小春と麻由美……タイプの違うふたりが、観た映画についてあれこれ感想を語り合う、そのゆるやかな時間が何よりも尊い! 『私と彼女のお泊まり映画』の優しい世界に浸ってみませんか?

安田剛助『私と彼女のお泊まり映画』(新潮社)1巻より 先日、たまたまラジオの語学番組を聴いていて知ったのですが、英語では「親友」を表すのに「best friend」だけでなく「soulmate」という言い方もあるのだとか。直訳すると「心の友」でジャイアンっぽく…

【今週のPowerPush】女子校の同じクラスに、宇宙人と抜け忍と超能力者と女装男子が揃ってしまった! 過積載気味な設定をものともせず超絶ハイテンションで駆け抜けていく狂気のコメディ『4人はそれぞれウソをつく』の1巻は、今ならおまけが160ページ(!)ついてくるので実質2冊分!

橿原まどか『4人はそれぞれウソをつく』(講談社)1巻より 本日ご紹介する作品は、色んな意味で「狂気」という言葉が似合う漫画だと思います。 まるで少女漫画のようなかわいい絵柄……でも下ネタなどのえげつないギャグを全力でかましてきますし、 「同じク…

【週末イッキ読み推奨】恋は叶わない時、一番美しい……いつも仲良しな女子三人組の中では、三つの片想いが三角形のように循環していた! 恋と友情の間で揺れ動く中学生たちの心情を深く掘り下げ、定義できない感情を丁寧にすくい上げていく『ななしのアステリズム』は胸が締めつけられるような繊細な物語

小林キナ『ななしのアステリズム』(スクウェア・エニックス)1巻より 突然ですが、筆者は最近、2015年から2017年にかけて連載されていた作品『ななしのアステリズム』(スクウェア・エニックス、全5巻)を久しぶりに読み返してたんです。読み返した結果……「…

【知られざる名作】山手線は140円で土星に繋がり、放課後の校舎はゼリー人間が占拠、人工知能が反乱を起こし、テーマパークは地底人が支配する! 女子高生2人組の”すこしふしぎ”な高校生活を描いた、新しくて懐かしい作品『好奇心は女子高生を殺す』はセンス・オブ・ワンダーに溢れてる!

高橋聖一『好奇心は女子高生を殺す』(小学館)1巻より 「好奇心は猫をも殺す」というイギリスのことわざがあります。西洋では“A cat has nine lives.”(猫には命が九個ある)と言われるほど、「猫はしぶとい生き物」だと認識されているそうなのですが、そん…

【今週のPowerPush】誰にも負けない強い騎士を目指し、中世ヨーロッパの城の中で騎士見習いとして働く男装女子・ロサの修行は、馬の世話・給仕・洗濯など地道なことの積み重ね! 中世の生活を”バトル無し”で描く『騎士譚は城壁の中に花ひらく』は、丁寧な歴史考証に基づき紡がれる日常系成長ストーリー!

ゆづか正成『騎士譚は城壁の中に花ひらく』(オーバーラップ)1巻より 「騎士が主人公の漫画」と聞くと、どのような作品を思い浮かべるでしょうか。試しに「騎士 漫画」などのキーワードで画像検索をしてみると、テレビゲーム的な架空の世界を舞台にした、い…

【年末年始特別編】さあ始まりました2021年! 今年はどんな漫画がブレイクしていくのでしょうか! 「2021年1月1日時点でまだ第1巻が出ていない漫画」の中からお薦めの作品を7つ紹介します(第1話へのリンク付きで)!

須賀達郎『ボールパークでつかまえて!』(講談社)第1話より 新年、明けましておめでとうございます。昨年は望外なほどたくさんの方に記事を読んでいただき、本当に嬉しかったです。今年もご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、新年1回目…

【年末年始特別編】おもしろい読切漫画が無料で読みたい? だったらジャンプ+を見ればいいんだよ! “才能の独占禁止法”にそろそろ抵触しそうな勢いのジャンプラから、2020年に掲載された読切の中で個人的にお薦めしたい16作品を一気に紹介します!

紅木春『片腕のエイミー』(集英社「少年ジャンプ+」掲載)より 集英社のアプリ「少年ジャンプ+」では、年間150本〜170本程度の読切漫画が掲載されています(参照:少年ジャンプ+で読み切りが次々バズる理由を編集長に聞いてみた | アル)。新人からベテ…

【年末年始特別編】2020年も面白い漫画が続々と生まれた年でした! そこで……「2020年に1巻が発売された漫画」のうち、特におすすめな作品で"打線"を組んでみた!

松本直也『怪獣8号』(集英社)1巻より 年末……それは漫画ファンにとって、「年間ランキング」を決めなければいけない季節。いや、決めなければいけないことはないんですが、何となく一年間の総決算をしておきたい気分になるんですよね。 しかし、おもしろい…

【週末イッキ読み推奨】異常なほどの情熱で映画を偏愛するアラサーOL・木根さんが、マシンガンのように愛と怨念をぶちまける! 「1人で」と言いつつ道連れ(?)の仲間がどんどん増えていく『木根さんの1人でキネマ』は、好きなものを好きと言うことの大切さを教えてくれる(多分)!

アサイ『木根さんの1人でキネマ』(白泉社)1巻より 皆さんには、「知人や同僚には秘密だけど、実は『これ無しでは生きられない!』というぐらいハマっている趣味」ってありますか? たとえば筆者の場合、家に何千冊も漫画があることとか、本屋さんに行くた…

【知られざる名作】「憧れの美女と飲みに行く」という夢のような日々を手に入れた、平凡な若手サラリーマン……しかし本当の戦いはそこからだった! 実在の"変わった飲み屋"を巡る物語『綺麗なおねえさんと呑むお酒は好きですか?』は、夢見がちな男子に非情な現実を突きつける必読のラブコメディ!

いづみみなみ『綺麗なおねえさんと呑むお酒は好きですか?』(KADOKAWA)1巻より 本日ご紹介するのは、抜群に絵がかわいい漫画です(何しろ「あなたのために作ったかわいいコミック誌」こと『月刊コミックキューン』で連載されていた作品ですからね)。そし…

【今週のPowerPush】さすらおう、この日本中を! 新人漫画家・鈴ヶ森 ちかが、目的地だけふわっと決めて、あまり下調べとかせず、出たとこ勝負の旅に出る! 『ざつ旅-That’s Journey-』は、新ジャンル「SNS連動型ドキュメンタリー旅漫画」だ!

石坂ケンタ『ざつ旅-That's Journey-』(KADOKAWA)1巻より 「旅に出ます。探さないでください。」そんな書き置きを残して、2~3日失踪してみたい気分になること、きっと誰にでもありますよね。筆者は半月に一回ぐらいはそんな気分になります。 知らない土地…

【週末イッキ読み推奨】読書家には憧れるけど、自分がそうなるのは難しい……”エセ読書家”の女子高生・町田 さわ子が、本好きの友人たちと図書室で繰り広げるかなりゆるい読書トーク『バーナード嬢曰く。』を読んでいると、ステイホーム期間中におうちで読みたい本が不思議と見つかるはず!

施川ユウキ『バーナード嬢曰く。』(一迅社)1巻より 突然ですが、あなたは読書家ですか? 筆者は正直、全然読書家とは言えない人です。コンスタントに良書を読んでおられる方々に畏敬の念を抱きつつ、漫画とTwitterで一日が終わってしまう……そんな日々です。…

【知られざる名作】谷中のメロンパン、銀座のサンドイッチ、門前仲町の豆かん……放課後、ワンコインで食べられる美味しいものを探し回る女子高生ふたり組の友情を、東京の四季を描き出す美しいカラーイラストと共に綴る『東京黄昏買い食い部』は、全1巻でまとまった庶民派グルメガイドの決定版かも!

鈴木小波『東京黄昏買い食い部』(KADOKAWA)より 「東京」とひとことで言っても、その中には色々な町があります。電車のひと駅ごとに異なる個性や特色を持った町があって、そんな様々な町が数えきれないほど集まった集合体が「東京」……なのではないかと思い…

【今週のPowerPush】現実逃避のコツ、それは……振り返らないことさ! 漫画家として〆切に追われる後輩と、無職だけど自己肯定感最強の先輩、ルームシェア中の女子二人が買い物・旅行・掃除などありとあらゆる現実逃避に没頭する『ふたりエスケープ』は優しく癒されるゆるふわ百合作品!

田口囁一『ふたりエスケープ』(一迅社)1巻より この世界には無数の職業がありますが、どんな生き方を選んでも選ばなくても、きっと予想もしないような苦労がついてくるものでしょう。頼みもしないのにやってくる厳しい現実にどう対処するのが良いのか……「…

【週末イッキ読み推奨】将棋の歴史上四人目の”中学生棋士”であり、”現役最強棋士”のひとりである渡辺 明名人。その知られざる私生活を、名人の奥様が描くエッセイ漫画『将棋の渡辺くん』は、社会常識が全然なく、ぬいぐるみを愛し、虫に怯える”渡辺くん”の日々を記録したゆるかわノンフィクション!

伊奈めぐみ『将棋の渡辺くん』(講談社)1巻より 将棋ファンであれば、渡辺 明名人を知らない人はいません。日本中から天才が集まるプロへの登竜門「奨励会」を中学生のうちに突破した数少ない棋士のひとりで、現在「名人」「棋王」「王将」の3つのタイトル…

【知られざる名作】「面白い漫画」ってどんな漫画? 「ヒーローの必須条件」って何だろう? 自分が「漫画の登場人物」だと自覚させられた主人公が、強大な悪と戦いながら打ち切り回避を目指す、『裏サンデー』黎明期の未完の傑作『ゼクレアトル 〜神マンガ戦記〜』は読み応え抜群の”メタ漫画”!

戸塚たくす・阿久井真『ゼクレアトル 〜神マンガ戦記〜』(小学館)1巻より メタフィクション。それは、通常であれば作品世界内に登場するはずがない「作者」や「読者」のような存在が登場して作品に影響を与える、などといった虚構性をあえて強調するような…

【今週のPowerPush】2020年が『鬼滅の刃』の年だったとすれば、2021年は間違いなく『怪獣8号』の年になる! と今から断言したくなるほどの圧倒的おもしろさでジャンプ+の覇権を『SPY×FAMILY』と争う作品、規格外の大型新連載『怪獣8号』の1巻がとうとう出ましたよ!

松本直也『怪獣8号』(集英社)1巻より 集英社のアプリ「少年ジャンプ+」では様々な漫画が公開されていますが、その中でもとりわけ人気が高いのが『SPY×FAMILY』。単行本の売り上げが、5巻で累計600万部を突破するほどの大人気作品で、アニメ化等のメディア…

【週末イッキ読み推奨】固い絆で結ばれた少年少女が、強敵と競い合い、戦友たちと出会い、困難を乗り越え、戦いの中で成長していく……その戦いの舞台は「コスプレ」! ジャンプ+で圧倒的支持を受ける作品『2.5次元の誘惑』は、ただのお色気漫画のように見えて実は王道熱血青春少年漫画なのです!

橋本悠『2.5次元の誘惑』(集英社)1巻より 俗に「友情・努力・勝利」が少年ジャンプの特徴だと言われたりしますが、最近の少年ジャンプの作品は、何だかどんどん先鋭化しており「友情・恐怖・無慈悲な死」みたいなダークファンタジー寄りの作品が増えている…

【知られざる名作】成年漫画誌の編集部に突然現れた、「あー」や「うー」しか喋らない謎の新人作家。彼女が持ち込んだ原稿を読んだ編集者は才能を見出し、二人は同棲しながら二人三脚で作品制作を始める――漫画愛が全編に溢れる『あーとかうーしか言えない』は全ての漫画好きに読んで欲しい名作!

近藤笑真『あーとかうーしか言えない』(小学館)1巻より たとえば『ニュー・シネマ・パラダイス』などの“映画をテーマにした映画”、『SHIROBAKO』などの”アニメをテーマにしたアニメ”のように、漫画の世界にも”漫画をテーマにした漫画”が数多く存在し、その…

【今週のPowerPush】放課後、唇に触れた絵の具からは破滅の味がした……大阪の美術高校で”承認欲求”を満たすために絵を描いていた蓮二は、評価を気にせず型破りな創作をする少女・ナオミと出会い、少しずつ影響を受け、変わっていく。思春期の自意識を浮き彫りにする鮮烈な青春物語『放課後のサロメ』

星窪朱子『放課後のサロメ』(双葉社)1巻より 「人間は社会的動物である」という名言を、実はアリストテレスは言ってないそうですが、しかしまあ実際のところ、我々はどうしようもなく社会的動物だと思います。少なくとも自分の半径数メートルの世界では、…

【週末イッキ読み推奨】母親が再婚したため、新しい父の連れ子と同居することになった司。その義姉・ましろはとても美人で、親切で、そして……異常なぐらい綺麗好きだったのです! ラブコメ漫画でありながら掃除のテクニックに超詳しくなれる『汚物は消毒です』は大掃除の前に読んでおきたい一冊!

田口ケンジ『汚物は消毒です』(小学館)1巻より 俄かには信じられないのですが、なんと来週にはもう12月が始まるようです。いや、マジですか…?? もう12月…?? 師走になると、避けては通れない問題が発生します。そう、大掃除です。どうせ掃除をするなら…

【知られざる名作】野球を愛してやまない主人公が、愛してやまない”球場メシ”を食べる! 観戦の日は三食すべてを球場内で調達する筋金入りのプロ野球ファンが、実在の球場で実在のグルメを食べまくり、こだわりと薀蓄を語りまくる本格野球漫画『球場三食』を読むと今すぐ野球場に行きたくなる!

渡辺保裕『球場三食』(講談社)1巻より 新型コロナウイルスの影響で、例年とは全く違うシーズンになった2020年のプロ野球。開幕も遅れ、当初は無観客での開催でもありましたが、途中からは”有観客”の開催が認められ、レギュラーシーズンを全て消化すること…

【今週のPowerPush】「また異世界転生ものかよ……」そう思った瞬間、既に作者の術中に嵌っている! 天才マジシャンの少年と、特殊な技能を持つ美しき”魔女”たちが目論む”革命”は果たして成功するのか。少年マガジン期待の新連載『魔女に捧げるトリック』の1巻が出た!

渡辺静『魔女に捧げるトリック』(講談社)1巻より 『週刊少年マガジン』誌で今年(2020年)始まった新連載といえば、完結した『五等分の花嫁』の跡を継ぐような形でスタートした『カッコウの許嫁』がとにかく話題を集めています。が、筆者としてはもう一作…

【週末イッキ読み推奨】幼馴染の少女・潮が死んだ――その報せを受け、和歌山の離島・日都ヶ島に二年ぶりに帰ってきた少年・慎平を待ち受けていたのは、想像を絶する過酷な運命だった! 緻密な構成と巧みな伏線で”死と隣り合わせの青春”を描くSFサスペンス『サマータイムレンダ』は現代少年漫画の最高峰だ!

田中靖規『サマータイムレンダ』(集英社)1巻より 明日から暦の上では三連休。ですが、コロナ禍のさなかということもあり、外出せずに家でのんびり過ごす予定、という方も多いのではないでしょうか。そんな時こそ、読みごたえのある漫画をイッキ読みしたい…

【知られざる名作】大人気作『来世は他人がいい』の前日譚となる読み切りが、2015年の時点で描かれていた! 小西明日翔先生の商業デビュー作にして、ヤクザの組長の孫・吉乃と、吉乃に想いを寄せる組長の養子・翔真との出会いを描いた”エピソード0”『二人は底辺』はファン必読の短編です!

小西明日翔『二人は底辺』(一迅社)より 2017年から『アフタヌーン』誌で連載され、既に累計90万部を突破、「このマンガがすごい!」や「次にくるマンガ大賞」などにもノミネートされる大人気作となった、小西明日翔先生の『来世は他人がいい』(講談社、4…

【今週のPowerPush】幼い妹と弟の学費を稼ぐため、必死で働く若手漫画家のもとに現れた神アシスタントは、宇宙からやってきた「流れ星の民」の姫だった! 『甘々と稲妻』の雨隠ギド先生最新作『おとなりに銀河』は、ふわふわでキラキラな、幸せな気持ちでいっぱいになれる”異種族婚約コメディ”だ!

雨隠ギド『おとなりに銀河』(講談社)1巻より アニメ化もされた大人気作『甘々と稲妻』(講談社、全12巻)の完結から約2年。雨隠ギド先生の、待望の新作が発売されました! それも2冊同時に! 『ザ花とゆめ』誌で連載されている『ゆらゆらQ』(白泉社、1巻…

【週末イッキ読み推奨】京都の「名所紹介」も「美味しいもの」も「人情話」も全部入り! 目つきは悪いし口調も怖いけど実はとても親切な頼子さんが、「地元民ならではの視点」で京都の良いところを教えてくれます! コロナ禍の今だからこそ読みたい”京都漫画”の決定版『はんなりギロリの頼子さん』

あさのゆきこ『はんなりギロリの頼子さん』(徳間書店)1巻より 先日、ある用事で京都に行くことがありました。そして少し時間が余ったので、軽く観光でもして帰るかーと思い、何気なく「京都 観光 おすすめ」などと検索してみたところ……出るわ出るわ、名所…

【知られざる名作】入学早々、先輩に名前を「ハイフン」と呼び間違えられた斉藤 一は、それ以降もその先輩に振り回され続けるが、いつしか先輩への気持ちは恋愛感情に変わっていた。だが、先輩には既に恋人がいて……。大学生の恋愛をリアルに描いたシギサワカヤ先生の『ファムファタル』は胸が苦しくなる名作

シギサワカヤ『ファムファタル』(KADOKAWA)1巻より ファム・ファタル(あるいは「ファム・ファタール」と表記する場合も多いですね)とは”Femme fatale”、フランス語で「運命の女」という意味ですが、往々にして「男を破滅させる魔性の女」というニュアン…