小学館
ゆうきまさみ『でぃす×こみ』(小学館)1巻より ゆうきまさみ先生といえば、言わずと知れた漫画界のレジェンド。『究極超人あ~る』『機動警察パトレイバー』『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』など、漫画史に輝く傑作を数多く生み出し続けている、まさに伝説的…
峰浪りょう『初恋ゾンビ』(小学館)1巻より 毎週毎週震えています。何にって、ヤングジャンプに載っている『少年のアビス』にです。この世の最果てのような田舎町で、逃げ場のない人間関係や家族関係に苦しめられる主人公・令児くんの明日はどっちだ。モテ…
犬上すくね『バターナッツ!』(小学館)1巻より もうすぐ4月。進学や就職に伴い、新しい環境で暮らし始める方も多いのではないでしょうか。本日はそんな「新生活」からスタートする物語をご紹介します。 2014年から2015年にかけて『サンデーGX』で連載され…
アキリ『ストレッチ』(小学館)1巻より 「好きすぎて教えたくない漫画」がたまにあります。あまりにも自分の心を捉えすぎているので、「これは自分だけの宝物」と思っていたいような作品が……。って、もちろん自分以外にも読者はたくさんいるんですけどね。…
月子『最果てにサーカス』(小学館)1巻より 小林 秀雄(1902-1983)といえば、『私小説論』『考へるヒント』などの著作で知られる、日本の文芸評論を確立した人物。そして中原 中也(1907-1937)は、「月夜の浜辺」「汚れつちまつた悲しみに」などの詩で知…
高橋聖一『好奇心は女子高生を殺す』(小学館)1巻より 「好奇心は猫をも殺す」というイギリスのことわざがあります。西洋では“A cat has nine lives.”(猫には命が九個ある)と言われるほど、「猫はしぶとい生き物」だと認識されているそうなのですが、そん…
戸塚たくす・阿久井真『ゼクレアトル 〜神マンガ戦記〜』(小学館)1巻より メタフィクション。それは、通常であれば作品世界内に登場するはずがない「作者」や「読者」のような存在が登場して作品に影響を与える、などといった虚構性をあえて強調するような…
近藤笑真『あーとかうーしか言えない』(小学館)1巻より たとえば『ニュー・シネマ・パラダイス』などの“映画をテーマにした映画”、『SHIROBAKO』などの”アニメをテーマにしたアニメ”のように、漫画の世界にも”漫画をテーマにした漫画”が数多く存在し、その…
田口ケンジ『汚物は消毒です』(小学館)1巻より 俄かには信じられないのですが、なんと来週にはもう12月が始まるようです。いや、マジですか…?? もう12月…?? 師走になると、避けては通れない問題が発生します。そう、大掃除です。どうせ掃除をするなら…
松浦だるま『太陽と月の鋼』(小学館)1巻より まず、この表紙の美しさに息を呑みました。2020年10月30日発売、松浦だるま先生の『太陽と月の鋼』(小学館)、第1巻です。 松浦だるま先生といえば、サスペンスと演劇の魅力が融合し、実写映画化もされた名作…
季生みなと『透明の君』(小学館)1巻より 「こんなことある!?」といえば、『鬼滅の刃』那田蜘蛛山編の我妻 善逸のセリフとしておなじみですが、本日紹介する漫画も「こんなことある!?」と叫びたくなるような、衝撃の展開が続く作品です。 季生みなと『透明…
山田鐘人・アベツカサ『葬送のフリーレン』(小学館)1巻より 勇者・ヒンメル。戦士・アイゼン。僧侶・ハイター。魔法使い・フリーレン。先日、待望の第1巻が発売された『葬送のフリーレン』(原作・山田鐘人、作画・アベツカサ、小学館)は、この4人組が魔…
柳本光晴『龍と苺』(小学館)1巻より 生きていれば、どうしても理不尽な出来事に遭遇することがあります。そんな時、どういう行動を取るかに、その人の個性が表れると言ってもいいかもしれません。 柳本光晴『龍と苺』(小学館、1巻まで発売中)のヒロイン…