週末イッキ読み推奨
売野機子『ルポルタージュ -追悼記事-』(講談社)1巻より 『極主夫道』など多くの人気作品が連載されている新潮社の漫画サイト「くらげバンチ」にて、4月13日から売野機子先生の新連載が始まることが発表されました!!!!!! やったー!!!!!! 売野…
峰浪りょう『初恋ゾンビ』(小学館)1巻より 毎週毎週震えています。何にって、ヤングジャンプに載っている『少年のアビス』にです。この世の最果てのような田舎町で、逃げ場のない人間関係や家族関係に苦しめられる主人公・令児くんの明日はどっちだ。モテ…
町田洋『惑星9の休日』(祥伝社)より イッキ読み推奨、と記事タイトルに銘打っていますが、本日ご紹介するのはたった2冊だけです。なぜなら、2013年に出版された『惑星9の休日』と、2014年に出版された『夜とコンクリート』……町田洋先生の単行本はこの2冊し…
岡崎武士『レッツ☆ラグーン』(講談社)1巻より 本日ご紹介する作品は、無人島で美少女と2人きりでサバイバル生活をする漫画です……と書くと「ああ、そういう系ね」とか思われるかもしれないのですがちょっと待って! 最後まで聞いてください! たしかに可愛…
沙村広明『ベアゲルター』(講談社)1巻より 最近の漫画のトレンドを2つ挙げるとするならば、1つは「残酷」ではないかと思います。日本で一番売れている漫画雑誌「少年ジャンプ」でも、『鬼滅の刃』『呪術廻戦』『チェンソーマン』といったダークな作品がま…
秋★枝『恋は光』(集英社)1巻より いつのまにか、「負けヒロイン」という言葉がすっかり世間に定着しつつあります。恋愛をテーマにした男性向け作品の中で、複数のヒロイン(ヒロインという言葉も今どき使わないかもしれませんが便宜上使わせてください…)…
豊田徹也『珈琲時間』(講談社)より 2020年6月、衝撃のニュースが報じられました。3年ぶりに刊行される村上 春樹の新作小説『一人称単数』の装画を、漫画家・豊田 徹也先生が担当するというのです。 豊田徹也が村上春樹の短編小説集の装画を担当「うれしい…
篠原健太『彼方のアストラ』(集英社)1巻より 今週発売された『週刊少年ジャンプ』で、2月8日発売の号から篠原健太先生の新連載が始まることが発表されました! やったー! 個人的にはかなり嬉しいです。篠原健太先生といえば、代表作は2007年〜2013年に少…
岩明均・室井大資『レイリ』(秋田書店)1巻より 凡そ「漫画好き」を自称する人であれば、岩明均先生を知らない人はまず居ないでしょう。ダークファンタジー漫画のマスターピースとなり、現在でも多くの作品に影響を与え続けている記念碑的名作『寄生獣』や…
小林キナ『ななしのアステリズム』(スクウェア・エニックス)1巻より 突然ですが、筆者は最近、2015年から2017年にかけて連載されていた作品『ななしのアステリズム』(スクウェア・エニックス、全5巻)を久しぶりに読み返してたんです。読み返した結果……「…
アサイ『木根さんの1人でキネマ』(白泉社)1巻より 皆さんには、「知人や同僚には秘密だけど、実は『これ無しでは生きられない!』というぐらいハマっている趣味」ってありますか? たとえば筆者の場合、家に何千冊も漫画があることとか、本屋さんに行くた…
施川ユウキ『バーナード嬢曰く。』(一迅社)1巻より 突然ですが、あなたは読書家ですか? 筆者は正直、全然読書家とは言えない人です。コンスタントに良書を読んでおられる方々に畏敬の念を抱きつつ、漫画とTwitterで一日が終わってしまう……そんな日々です。…
伊奈めぐみ『将棋の渡辺くん』(講談社)1巻より 将棋ファンであれば、渡辺 明名人を知らない人はいません。日本中から天才が集まるプロへの登竜門「奨励会」を中学生のうちに突破した数少ない棋士のひとりで、現在「名人」「棋王」「王将」の3つのタイトル…
橋本悠『2.5次元の誘惑』(集英社)1巻より 俗に「友情・努力・勝利」が少年ジャンプの特徴だと言われたりしますが、最近の少年ジャンプの作品は、何だかどんどん先鋭化しており「友情・恐怖・無慈悲な死」みたいなダークファンタジー寄りの作品が増えている…
田口ケンジ『汚物は消毒です』(小学館)1巻より 俄かには信じられないのですが、なんと来週にはもう12月が始まるようです。いや、マジですか…?? もう12月…?? 師走になると、避けては通れない問題が発生します。そう、大掃除です。どうせ掃除をするなら…
田中靖規『サマータイムレンダ』(集英社)1巻より 明日から暦の上では三連休。ですが、コロナ禍のさなかということもあり、外出せずに家でのんびり過ごす予定、という方も多いのではないでしょうか。そんな時こそ、読みごたえのある漫画をイッキ読みしたい…
あさのゆきこ『はんなりギロリの頼子さん』(徳間書店)1巻より 先日、ある用事で京都に行くことがありました。そして少し時間が余ったので、軽く観光でもして帰るかーと思い、何気なく「京都 観光 おすすめ」などと検索してみたところ……出るわ出るわ、名所…
松本渚『将棋めし』(KADOKAWA)1巻より 将棋の若き天才棋士・藤井聡太二冠。彼が奨励会の三段リーグを突破し、史上五人目の「中学生プロ棋士」となることが確定したのは2016年9月のことでした。プロ入り後、各タイトル戦の予選でプロ棋士たちを相手に無傷の…
沙村広明『波よ聞いてくれ』(講談社)8巻より いやあ、とうとう出ましたね。『波よ聞いてくれ』の8巻が。 『波よ聞いてくれ』は、札幌でスープカレー屋の店員をしながらド深夜のラジオDJとして奮闘する、破天荒すぎる女子・鼓田 ミナレの生き様を描くコメデ…
ヤマシタトモコ『違国日記』(祥伝社)1巻より この作品のテーマは何だろうか、と考えた時、それは「生活」ではないかと思いました。もっと大きな言い方をすれば「人生」かもしれないですが、それを構成する最小要素としての「生活」をこの漫画は描き続けて…
伊瀬勝良・横田卓馬『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』(KADOKAWA)1巻より 突然ですが、90年代に皆さんは何をしていましたか。 90年代といえば、筆者はまだ小学校も卒業していない頃。「ノストラダムスの大予言」が流行ったり、ワールドカ…
【週末イッキ読み推奨】男子と女子は違う生き物……だからこそ、言葉を交わしたい! 風変わりな二人の高校生が過ごす優しい時間を描いた『僕と君の大切な話』は、男性読者にこそ読んで欲しい”日常系”少女漫画です
ろびこ『僕と君の大切な話』(講談社)1巻より 少女漫画、と聞くとどんなイメージを思い浮かべるでしょうか。 現実離れしたイケメンたち。地味なのになぜかモテるヒロイン。そしてイケメン達がヒロインをめぐってドロドロの恋愛バトルに突入……そんな話ばかり…
クロマツテツロウ『ドラフトキング』(集英社)1巻より ご存じの通り、プロ野球には『ドラフト会議』という制度があります。日本中のプロ志望の選手たちの中から、誰を、どのような順番で指名し獲得していくのか。その作戦によって、各球団の将来の強さが決…